以前から、書いてみたい思ってました。 全然、文書もヘタッピーでフィギュアのこともわからないことだらけなのですが、書いてみました。ご批判、ご意見、アイデア大歓迎です。どんどんブラッシュアップしていけたらと思って、勇気を出して掲載します。一通り完成しているから、定期的に掲載していこうと思っていますが、辛辣なご意見をいただいたりすると心が折れたりする時もありますので、ご容赦の程を。あ、フィクションなので変名しています。
1.プロローグ
ユキは、踊る。 全てをかけた全日本。 昔のような、派手なジャンプはない。 しかし、誰にも負けない世界一のスピン、世界一のフィギュアをひっさげて。 一度は、完全に諦めてしまった夢を叶えようとして、氷上に立っていた。 もう、過去の栄光など何もない。 プライドをかなぐり捨てて、予選からはい上がった足首は限界に達していた。 彼女のスケート人生をかけた覚悟を知らずに、これからが楽しみなどという無神経なゲストや解説者。 彼女は、リンクの真ん中に立ち、サラ・ブライトマンのメロディを待っていた。
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